北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

伊達出身・村上雷多さん5段が全日本剣道出場へ【伊達】

全日本剣道大会に出場する伊達出身の村上さん(提供写真)

 伊達市出身で、大阪体育大学講師の村上雷多さん(28)=5段=が、剣道の最高峰「第66回全日本剣道選手権大会」(11月3日、日本武道館)に初出場する。激戦区の大阪府予選の突破で、上位進出にも期待は大きい。同大会への出場は伊達からは2人となる。

 村上さんは兄2人の影響から5歳で竹刀を握り、伊達網代道場で汗を流した。恵まれた体格と稽古熱心さで、めきめきと腕を上げた。小学で全国大会個人2位。中学では団体優勝、個人で2位に輝いた。

 「日本一になる」と伊達中から神奈川県の桐蔭学園高に進学。同世代のトップを走り1、2年時に団体全国2位、個人では3年時に3位。進学した筑波大学では団体日本一になった。「これまでの経験を学生に伝えたい。日本一の剣士を育てたい」と教職員の道を選択。大学院に進み2014年(平成26年)4月に大阪体育大に赴任。同時に男子剣道部監督に就いた。

 現在は講師として、武道論、剣道を専門とし教壇に立つ。監督としては就任3年目で、全国優勝に導いた。その間も自身の稽古を怠ることなく精進を重ねた。しかし全日本予選では、稽古環境に恵まれる警察官の前に涙をのんできた。

 今年は3年に1度の剣道世界大会が9月にあり、村上さんも強化選手として合宿などに参加。代表メンバー入りはならなかったが、高いレベルの中で稽古する機会に恵まれた。仕掛け技が速い警察官に対し「乗り遅れないよう、(相手が仕掛ける)先を攻めるよう心掛けた」と稽古に励んできた。

 大阪府予選は9月1日にあった。身長182センチ、体重95キロの大型剣士の村上さん。トーナメント戦に臨み、正攻法の剣風で警察官、実業団の相手を次々とねじ伏せた。決勝は大阪府警で世界大会の日本代表選手。制限時間内にコテ2本を奪った。勝利の瞬間「信じられない感じで、全身の力が抜けた」。

 本大会に向けては学生への指導の傍ら自身の剣を磨く。「教員として基本に忠実な剣道、試合をしたい。一戦一戦を大切に力を出し切りたい」と意気込む。

 地元からも同級生らが当日会場に駆け付ける。伊達網代道場の坂本敬一館長は「道場の皆の期待に応え立派な試合をしてほしい」とエール。「私の剣道の土台は伊達にある」と村上さん。古里からの応援を力に大舞台に挑む構えだ。

関連記事

根室新聞

冬も「花咲線」を楽しもう ゆっくり運転区間追加し継続【根室】

 JR北海道が「いつもの列車で観光気分~花咲線の新しい楽しみ方~」と銘打って今年6月に開始した取り組みが、12月以降も継続されることになった。現在2区間の見どころポイント(ゆっくり運転区間)を3区間...

根室新聞

春国岱で6年ぶり記録 "クマゲラ"について学ぶ【根室】

 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターで18日、フィールド講座1「クマゲラが森を育てる?―その生態と大事な役割―」が開かれた。講師は公益財団法人日本野鳥の会保全プロジェクト推進室の荒哲平レン...

日高報知新聞

最後の「荻小劇場」を熱演【浦河】

 浦河町の荻伏小6年生による第17回荻小劇場ファイナル公演「大ミズナラの奇跡」が17日、町総合文化会館で開かれた。平成14年(2002年)から続いてきた同校伝統の演劇公演は今回が最後で、出演した14人の児...

日高報知新聞

えりも~浦河まで好調

 日高海区漁業調整委員会は、10日現在の日高沿岸秋サケ定置漁の漁獲速報をまとめた。記録的不漁だった前年同期に比べ全体の漁獲量は約2倍、金額は約1・3倍。特に襟裳岬から西側のえりも町~浦河町(漁場数22...

苫小牧民報

JR日高線苫小牧―鵡川間74日ぶり運行再開 利用者から歓迎の声

 胆振東部地震で休止していたJR日高線苫小牧―鵡川間(30.5キロ)の運転が19日、74日ぶりに再開された。車体に北海道にちなんだ草花や動物を描き、苫小牧駅を同日午後に発車した一番列車に地元利用客...