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室蘭民報

伊達のバーが60周年…「ゴンドラII」で19日から祝う会【伊達】

「ここまでやってこられたのはお客さん、スタッフのおかげ」と感謝するマスターの辻浦義浩さん(中央)ら

 1万円札が登場し、フラフープが大流行した1958年(昭和33年)。伊達に1軒のバーが誕生した。錦町にある「ゴンドラ」。時代を経て様変わりしたまちの移ろいを見続けてきた老舗は今秋、開店して60年を迎えた。

 モダンな造りの扉を開けて店内に入ると、柔らかな薄明かりが磨き込まれた幅広のカウンターを照らす。壁の棚はボトルで埋まる。右手のゆったりとしたホールにはテーブル席。穏やかな表情で迎えてくれるのがマスターの辻浦義浩さん(55)だ。

 ゴンドラは、バーテンダーの修業を積んだ父・正浩さんが、母・和子さんとともに「喫茶バーゴンドラ」として開業。戦後の復興を遂げ、日本は高度成長に向けひた走っていた時代。バーは瞬く間に評判を呼び、酔客らの心をつかんだ。

 家族で営んだ店は、市内外の人々に愛された。時代の流れに揺られ、夜な夜なライブが繰り広げられた。店舗は幾度となく改装、新築し姿を変えたが、店の由来通り「静かに、気取らず、ゆっくりと飲める店」の雰囲気を守ることに徹してきた。

 その思いは息子2人が受け継いだ。現在は「ゴンドラII」として、義浩さんと妻の幸子さん、息子の祐策さんの親子で店を切り盛りしている。

 店内では多くの客との出会いがあり、思い出は数え切れない。「20代から年配の人まで話題を一緒にする職業なんて、そうないですよ」と義浩さん。

 常連客に長年愛され、昨年亡くなった和子さんが気にかけていた60年の節目。有志が集まり、「60周年を祝う会」がきょう19日から7回に分けて開かれる。義浩さんは「これからもスタイルを守り『皆さまに愛される店づくり』を目指していきたい」と話している。

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