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日高報知新聞

会沢さんの叙勲を祝う【新ひだか】

【新ひだか】秋の叙勲で旭日双光章(中小企業振興功労)を受章した静内中野町の会沢実さん(79)=会沢高圧コンクリート会長=の受章記念祝賀会が7日、静内吉野町3の静内エクリプスホテルで開かれ、管内の政財界から約150人が出席してコンクリート業界や商工業の振興に尽くした功績をたたえた。

 会沢さんは昭和34年に父・芳之介氏が経営する静内産業に入社。38年にヒューム管の大量生産のため会沢高圧コンクリートを設立。44年の平取町振内工場を皮切りに、苫小牧、千歳、札幌などに工場を設置して事業規模を拡大する中、46年には日本コンクリート工学会のコンクリート主任技士資格第1号者として資格を取得。東大教授ら研究者の理論を実用化するSEC製法用デュアルミキサーを搭載したプラントを多数展開するなど、常に先端技術を追い求めてきた。

 会沢高圧コンクリートは現在、国内各地に支店や営業所、工場を持ち、シンガポールや中国、ロシア、モンゴル、ミャンマーなどにもグループ企業を持つ国際的な企業へと成長。平成24年にはモンゴルでの産業分野の貢献が高く評価され、同国政府から外国人に授与する最高位の国家勲章「北極星勲章」を受章している。

 平成18年には道生コンクリート工業組合の理事長に就任。同年6月から22年6月まで上部団体の全国生コンクリート工業組合連合会の副会長と北海道地区本部長を務め、全国と北海道地区の生コン業界の安定発展と組合事業の充実強化を推進した。

 また、平成6年に静内町商工会副会長、12年に会長に就任。18年3月の町合併に伴い、4月に静内町・三石町の両商工会が合併し、新ひだか町商工会を設立。初代会長に就任して持ち前のリーダーシップを発揮し、行政機関や各種団体との連携を図り、商工会基盤の強化に努めた。

 祝賀会では、会沢さんと菊枝夫人が出席者から拍手を受けながら入場。会沢祥弘社長は「身内の私が言うのは気恥ずかしいが、会長は勇気と実践のエンジニア型経営者。冗舌には語らないが、その背中をもって私たち後進に企業人としての正しいあり様を教えてくれた」と感謝し、「会長の活躍、会社の成長の影にはおよそ内助の功などという言葉では言い尽くせない妻の支えがあった」とも述べた。

 続いて、来賓を代表して藤沢澄雄道議、日高振興局の松浦英則局長から祝辞が送られた。

 受章者謝辞で会沢さんは「皆さんに大変お世話になりながら今日がある。特に日高管内の商工会の会長皆さんにおいでいただき、一緒に旅行したり、語り合ったり、いろいろなことが思い出される」と振り返り、「われわれのコンクリートはまだまだ品質を向上させて、強度の高いコンクリートを供給して国土強じん化に備えていくことが使命だと思っている」と決意を語った。

旭日双光章受章の謝辞を述べる会沢さん。右は菊枝夫人

 この後、麻生太郎副総理兼財務大臣ら国内外の政財界から140通もの祝電が披露され、池田拓浦河町町の音頭で乾杯し、祝宴に入った。

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