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室蘭民報

内田さんが対局で恩返し…目標は千時間【室蘭】

ボランティア千時間を目標に施設訪問を続ける内田さん=室蘭市東町、デイサービスセンターかがやき

 「体が動くうちは少しでも社会の役に立ちたい」。そんな思いを胸に、趣味の囲碁・将棋を生かしてボランティア活動に取り組む人が室蘭市内にいる。当面の目標は通算千時間の活動達成だ。

 その人は本輪西町在住の内田駒太郎さん(82)。長年、測量会社を営み、71歳の時に会社を畳んだ。その後は悠々自適の老後を送ってきたが、2年前、社会福祉協議会が募集するボランティアの存在を知った。「これまで多くの人にお世話になった。元気なうちに社会に恩返ししたい」。80歳の社会貢献がここから始まった。

 内田さんのボランティア先は、市内のデイサービスセンター2カ所。火曜日と金曜日を除く毎日施設を訪れ、2時間囲碁・将棋の相手を務める。施設利用者の実力はさまざま。「真剣勝負を願う人にはそれなりに臨みますが、対局を楽しみたいという人がほとんど。相手に喜んでもらうことが目的なので、後一歩のところで勝ちを譲ります」。ボランティアはそのさじ加減が難しいという。

 会社を閉じた年に運転免許証も自主返納したため、内田さんの移動手段は徒歩とバス。しかも「1日1万歩」を自らに課しているため、少しでも遠いバス停まで歩くことにしている。天気の悪い日は送迎の誘いを受けることがあるが「いつもお断りしています」。「ボランティアは自己完結」が信念で「逆に迷惑を掛けたらボランティアになりません」と語る。

 活動累計千時間は、3年目の今年の達成を目標にしていたが、「このペースでいったら来年の夏ごろでしょう」。今は元気な内田さんだが「いずれ誰かのお世話になるときがきます。それまでは少しでも社会に恩返ししたいですね」。その思いを胸に内田さんのボランティア活動は今後も続く。

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