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根室新聞

日ロ首脳、交渉さらに前進で一致 元島民は「具体的成果を」【根室】

テレビで共同記者発表の様子を見守る河田副理事長と宮谷内支部長=写真右から

 安倍晋三首相は22日、モスクワでロシアのプーチン大統領と首脳会談を行った。平和条約交渉締結に向け、2月の開催が予定されているミュンヘン安保会議の際に外相間で次回交渉を行うとともに、首脳特別代表間の交渉も行い、交渉をさらに前進させるよう指示した。また、北方四島での共同経済活動の早期実現のため、共同作業を着実かつ迅速に進展させるよう事務方に指示することを確認。元島民のための人道的措置として、夏にも航空機墓参を実施することで一致した。

 安倍首相とプーチン大統領の通算25回目となる会談は一対一の会談を約50分、少人数会合を約1時間、拡大会合兼夕食会を約1時間10分、計3時間にわたり行われた。

 会談では、平和条約締結問題について先週14日に第1回目の交渉を行った両外相の報告を聞き、シンガポールでの合意を踏まえた具体的な交渉が開始され、率直かつ真剣な議論が行われたことを歓迎。2月に開催予定のミュンヘン安保会議の際に外相間の交渉のほか、首脳特別代表間の交渉も行い、交渉をさらに前進させるよう指示した。

 会議終了後に共同発表が行われ、安倍首相は平和条約問題について「プーチン大統領とじっくり時間をかけて話し合った」とし、「相互に受け入れ可能な解決策を見いだすための共同作業を私とプーチン大統領のリーダーシップの下で進めていく決意を確認した」と述べた。

 共同発表を受け、千島会館で千島歯舞諸島居住者連盟の河田弘登志副理事長(84)と宮谷内亮一根室支部長(76)が会見を行った。河田副理事長は「もう少し何か具体的なものが出てくるかなと期待したが、領土問題についてはほとんど触れられなかった。一人でも多く元島民が残っているうちに、何とか平和条約を結んで領土問題を解決することを願っている」と話した。

 宮谷内支部長は「具体的な目新しいものがなかったのは残念。6月の日本での首脳会談では平和条約の枠組みについて具体的な成果を出してほしい」とし、夏の航空機墓参の実施については「航空機墓参は3年目になるが、継続するのは歓迎したいが、国後、択捉と同じ場所に行っているので、もっと創意工夫が必要なのかなと思っている」と考えを述べた。

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