「食」テーマ、アイデア続々 科学祭キックオフイベント【函館】

今年の科学祭のアイデアを出し合う参加者
今年夏に開かれる「はこだて国際科学祭2019」のキックオフイベントが26日、函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開かれた。「食」がテーマの今年の科学祭について、参加者が取り上げたい話題やアイデアを出し合った。
科学祭を主催する「サイエンス・サポート函館」(代表・美馬のゆり公立はこだて未来大教授)が、市民と共に今年の活動を具体化させようと開催し、約50人が集まった。
昨年の科学祭の様子を撮影した動画や主催団体を紹介。美馬代表は、生肉の細胞から増やす「培養肉」や調理ロボットなどの技術の進歩に触れ、「不思議に感じて、どうしてなのかを知り、どうするか行動するのが大事。自分をバージョンアップするため、子どもだけでなく大人にも参加してほしい」と呼び掛けた。
後半はワークショップ形式で参加者がアイデアを出し、「災害時の食」や調理を科学的に分析する「分子ガストロノミー」を取り上げる提案があった。また、「自然や天然であることが本当に安全な食なのか」「ゲノム編集や培養肉など倫理的な議論がある技術を、人々が知る機会が必要では」などといった意見も出た。
科学祭は今年で11回目。7月中旬からのプレイベントを経て、8月17日~25日に開催する予定。
関連記事
旧駅や鶴丸、ホテル忠実に昔の街並み模型制作中 苫小牧出身・日大教授の青木..
苫小牧市出身で、日本大学芸術学部文芸学科教授の青木敬士(けいし)さん(49)=東京都在住=が、1975年ごろの苫小牧市の街並みを150分の1に縮小した立体模型の制作を進めている。板材の上に鉄道...
三光横断歩道橋にネーミングライツ 苫小牧市、新たな財源確保へ
苫小牧市は新たな財源確保策として、三光町と双葉町に架かる「三光横断歩道橋」をネーミングライツ(命名権)の対象に加えた。スポンサー企業が施設に名前を付けて宣伝できる代わりに、市は使用料を徴収する...
JA取扱高3500億円超へ【十勝】
十勝管内の24JAが取り扱う2019年産農畜産物の総額が過去最高を更新し、3500億円台も視野に入っていることが、関係者への取材でわかった。生乳生産など酪農・畜産は堅調に推移、畑作も小麦を中心に...
ばん馬の表情豊かに 小久保さんカレンダー発売【帯広】
帯広のフリーカメラマン小久保巌義(みちよし)さん(44)が、ばんえい競馬をテーマにした2020年版カレンダー「愛されて」を発表した。ばん馬のさまざまな表情を収め「ばん馬特有の優しい表情と、レー...
全国から多彩なサンタ 手作り作品公募展【広尾】
サンタクロースやクリスマスにちなんだ手作り作品を全国から募集し展示する「サンタクロース展」が4日から、ひろおサンタランド(大丸山森林公園内)の「サンタの家」で開かれている。 地元商工業者ら...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館駅前複合商業施設 名称は「ハコビバ」 今年12月7日開業【函館】
2高速ひだか号廃止、来月21日のダイヤ改正 「高速ペガサス号」で対応-道南バス
3ラーメン「さくら屋」人気に 空き店舗活用事業で開業-白老
4勇壮なオオワシなどを確認【浦河】
5広域ビル10周年祝う「ビルまつり」が22日に開催【室蘭】
-
1
来月下旬オープンへ ケーズデンキ【音更】
223日 昆布盛花火大会 本格的4500発【根室】
3函館駅前複合商業施設 名称は「ハコビバ」 今年12月7日開業【函館】
4高速ひだか号廃止、来月21日のダイヤ改正 「高速ペガサス号」で対応-道南バス
5キンコン西野さんの世界楽しんで、旧絵鞆小で光る絵本展【室蘭】